第95回総代会が行われ、全ての議案が可決いたしましたので報告いたします。報告が遅くなりまして申し訳ございません。
私が総代になって2年目の総代会になりますが、今回も刈谷田川土地改良区職員より、
儀式のように各議題案の朗読があり、それについて質疑応答を求めましたが、それらはほとんどありませんでした。
そもそも、決算書について、
その決算書を見ただけでは大まかな内容は理解できるが、それを細かく知り得ることは出来ません。また、総代会に参加している
理事、総代の約90名の中で
、決算書内容を理解している人が何人いたのでしょうか?
私見になりますが、約90人の中で、全ての
決算書と決算内容を理解した方は一人も居ないと思います。
決算書を理解しているのは刈谷田川土地改良区職員のみだと思います。
今年、一般会計の予算書・決算書の金額把握のため、何度も催促し、やっと8月に刈谷田川土地改良区一般会計の帳簿の閲覧が出来ました。
その閲覧で、帳簿内容を転記しようとしたところ、職員より
「刈谷田川土地改良区会計細則」により、会計理事の許可無しでの金額等のメモや写しは出来ません。と
拒否されました。
あなたが必要なら一般会計3年分を暗記しろ!と言うこと??
会計細則には「計帳簿等の管理で、 現金、預金通帳、会計に関する帳簿、固定資産に関する帳簿及び物品に関する
帳簿を会 計担当理事の承認なく外部に持ち出してはならない。」という条項はありますが、それは、それらの原本について定めたもので、
職員は細則の誤った運用を行っている。
会員を顧みない
あまりにも強い職員の権限で土地改良事業が行われていると思います。
言い換えれば、
「職員の言いなり」文化が横行しています。それは土地改良法やそれら関係諸法律等、会計学を理解していない総代や理事が過去も含めあまりにも多いのが原因かと思います。
一般的には土地改良区職員の
無謬性、つまり「
職員のやることに間違いはない」という意味。もちろん、ほとんどの職員の方々は、大胆なシフトチェンジや大きな決断を嫌う傾向が強い一面はあるものの、継続性を重んじ、職務に忠実であることから、信頼・安定感を多くの会員は感じている。と、多くの農業者や農地所有者である会員は思っていると思いますが、それは大きな間違いです。この団体のコンプライアンスは崩壊しています。
職員は嘘もつくし、間違ったことも行う
以前、賦課金の納入について、職員の虚偽により解決までに2年の時間を要しました。その内容は、賦課金納付は、第1期から第6期の6回に分けて納付することになっており、各期ごとに納付期限が定めてある。勿論、一括納付も出来るようになっています。
私はその納付期限前に納付していたが、
納付義務者(私)に何の連絡も無く、突然自宅へ来て、自宅に居た年寄り(母)に「土地改良賦課金納付金が不足している。今すぐ1年分の不足分を支払へ」と、その場で現金を徴収していった。その事を、母も私に伝えないものだから、その後も賦課金期限前に銀行振り込みを行った。暫くして、土地改良区より、「過入金だから返金する」と振り込み分が返金された。
私は返金理由が判らなかったが、賦課金が減額されたのか?と思い、そのままにしていた。
翌年、母から「昨年、土地改良区がお金を取りに来た。おまえは金が無いから支払えなかったのだと思い、その金額を支払った。」と言われた。
その後、
土地改良区の会計担当者という男性に電話し、抗議したが「納付期限前でもその家族から徴収することは全く問題は無い」との回答。
私自身、土地改良法は何度も熟読し理解しているが、その土地改良区独自の定款や規則、細則等は会員に無配布で調べようが無い。
霞ヶ関の農林水産省を通じ、金沢市にある北陸農政局を紹介してもらい、一連の行為を相談し、職員の行った行為が「正しくない行為(私は
不正と思うが公務員の言い方は微妙)」との回答。
「その回答」を携え、土地改良区職員と電話で、時にはお互い罵詈雑言を浴びせながら何度も話したが、その職員は最後まで
不正を認めなかった。
職員との電話では、職員が会員に対して「そこまで言うか!」と怒り心頭の発言で、不正を認め謝罪するまでやり続ける覚悟だったが、いつの間にか、その職員は転職し、その後は担当課長(係長?かも)へ引き継いだ。
暫くそれが続き、ある日、担当課長(係長?)が自宅を訪れ、ようやく不正事実を認め謝罪があった。この間、職員を指導、管理する立場にある理事長や会計担当理事等からは、何のコンタクトも無かった。
検察官なら諸法令により独立した思考・行為は認められているが、土地改良区は理事長をトップとしたその土地改良区全体で行っているのもと思っていたが、土地改良区職員一人一人の権限が強いのか、コンプライアンスが崩壊しているのか、自分の担当以外は無関心なのか、自分たちは知識者で農業者(会員)は無知と思っているのか、この土地改良区では指示命令系統も無く、全体で行う意識が無いと思った。
つい最近も、賦課金納付について、担当者から「虚偽説明」があった。それについて説明を求めたところ、上司もその虚偽説明を「正しい」という有様。今回は、知識を持って対抗し、「虚偽説明を論破」した。
これらの行為はこの土地改良区だけだと思っていたが、別の土地改良区でも、
「社会通念上、考えられない行為」があった。
農業者(会員)も、知識を持って、「土地改良区の間違った行為や事象は指摘し、正しい方向へ誘導する」事を切望します。
最後に
昭和の時代は農業者は農業に専念し、その生産性向上のため、主に利水関係は土地改良区が多くを賄い、農業者も多くを任せきっていたと思う。しかし、
今の農業を取り巻く情勢は大きく変化しています。今は農地保有していることが大きな負担になっている人も増えているが、土地改良区賦課金は下がることは無い。一般会計に限っては、決算書を見る限り減額の余地があります。
米価等も下落し、農業者や農地保有者所得が減少している今は、「一般会計だけでも削減」が必要です。
2021年8月10日人事院勧告では、期末手当等の減額を勧告しています。土地改良区職員等は、この勧告適用外ですが、一般企業や農業者収入減少を総合的に判断し、理事会で適切な協議を希望します。
この団体は、理事長の舵取り次第でどのようにでも変革が出来ます。
会員に寄り添った理事長の変革を期待しています。
以上、総代会報告でした。
2021年12月
第95回総代会 議案書等news
第95回総代会 議事日程
2021年10月13日(水)開催
皆様がお支払いになった「刈谷田川土地改良区賦課金」の使い方などについて報告されるものです。賦課金がより有効活用されるよう、関心を持ってご確認ください。
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※総代会でのご質問を希望される方は、10月12日(火)までに連絡ください。